2017年

6月

21日

前かがみで人や物を抱えても、腰を痛めない裏ワザ

・・・そんなものはありません。

 

人間や床に置いた荷物等を持ち上げる場合、まず腰を落とすようにし、前かがみの体勢にはならないようにするのが、腰痛・ぎっくり腰を防ぐ基本的なスタイルです。

ですが、この腰を落としてから抱えるという動作は、どんな人であっても皆できる動きではありませんし、どんな場所や状況であっても常に行えるモノでもありません。

場所が狭かったり踏ん張れないほど足場が悪かったり、あるいは持ち上げる人の下半身が硬かったり不調を抱えていたり、加えて脚が長かったりと、充分に腰を落とせない状況は、世の中にいくらでも存在しているのです。

 

特に、介護を行う際は、被介護者の負担というものを考慮しなければなりませんから、介護者は自分にかかる負担の方を、あえて捨て去らないといけないケースが、どうしても出てくるのです。

そんな介護者の為に、ボディメカニクスという、負担をかかりにくくする身体の動かし方が、古武術家などいろいろな所で研究されていて、それを皆が身につけられるようにと、学ぶことのできる環境も、徐々に整ってきてはいるのですが、ボディメカニクスにも限界な面は、正直、出てきています。

例えば、狭い場所に対応した介助のやり方はあっても、大柄な介護者には困難なものだったり、被介護者に声かけをしながら行うのが重要になる介助の方法なのに、ご高齢等の理由で、声かけをしても上手く被介護者に伝わらなかったり、あるいは介護者自身が、手首や肘を痛めていたり、膝の可動域に問題があったりと身体に故障を抱えていて…と云うような、実に様々な理由で、体を痛めない重要な技術である筈のボディメカニクスは、思うような活用ができなくなってしまうのです。

で、結局、腰を痛めかねない体勢で介護をせざるを得ないケースは、多々出てきています。

 

そこで私は考えました。

「前屈みで人を抱えたり、床に置いた荷物を持ち上げたりしても、腰に負担

 がかからない。そんな体の動かし方が、必要になってくるのではないか」

と。

もちろんそんな技術は今現在のところありません。

ありませんが、整体師・カイロプラクターという立場から考えると、人間の身体の中には、そんなことを可能ににしてしまう不思議な力が、どこかに眠っているような気がしてならないのです。

今後も探究を続けてゆくうえで、いつの日かそんなテクニックを開発してみたいと、思っています。

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2017年

6月

19日

JN整体スクールに、新たな開業者が

本日6月19日、新潟県新潟市東区に、

「新潟泰平カイロプラクティック」が

OPENしました。

院長である小林常夫(通称 常さん)さんは、スクールで長く臨床を重ね、豊富な知識を身に付けて確かな技術を磨いてきました。

温和で誠実な方であり、またユーモアを持った方でもあります。

新潟市において人々の、救いの場所となることは、間違いないでしょう。

という訳で、新潟市にお住まいの方で、お身体の不調にお悩みの方には、

「泰平カイロプラクティック整体院」をお勧めします。

ぜひお気軽に一度ご連絡ください。

相談は無料です。

http://www.taiheikairo.jp/

 

常さん、開業おめでとうございます。

これからのご発展を、祈念致します。

今後ともお互いに、精進を重ねていきましょう。

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2017年

6月

15日

名横綱が証明した、自力で怪我を治す力

かつて、「土俵の怪我は土俵の砂で治していくんですよ」と云う名言を、戦後の名横綱、初代若乃花は残しました。

この言葉は安易な根性論的な思考から出た、思慮の浅い発言などでは決してありません。

 

怪我をしようともガムシャラに稽古を重ねて土俵を務める道を、ひたすら歩み続け、それで本当に怪我を治して強くなっていったと云う、確かな実績に裏打ちされた実体験が背景にあったから、自然と本人の口から出て来れた金言なのです。

そういった重さがあるからこそ、この言葉は今に至るまで相撲界にて生き続けています。

 

そしてこの逸話は、自然治癒力が大いに働いた事例としての、解釈もできるのです。

怪我をしているのに体を痛めつけるなんて、一見無謀な行為にしか思えませんが、一心不乱に稽古場や本場所に、集中をしていれば、思考の方は前向きでいられます。

逆に休んでいたほうが、怪我の回復具合や自分の行く末などを気にするようになり、不安に支配されてしまいがちなのです。

ですので、思考にそんな隙を与えないよう、努力と工夫によって出来るべきことを懸命にこなし、情熱を燃やすことによって、身体的に鍛えられるだけでなく、知恵や胆力、勝負勘といったものも身についていきます。

さらに、精神面が強固になり、心のポジティブな面がブレにくくなったことで、自然治癒力は次から次へとどんどん発揮できるようになったのです。

 

これが、初代若乃花が困難を乗り越えて、大活躍できた何よりの理由です。

ですので、程度の差はあるにせよ、怪我をした時は、治療と養生にばかり専念していないで、やってると前向きになれるような何かをを、何とか工夫してあえてやってみて、そしてひたすら取り組んでゆくと、思考が前向きになるだけでなく、怪我自体にも好ましい結果をもたらすことになるのです。

 

それにしてもこの話、人の自然治癒力を活かすことを生業としている我々に、ヒントを与えてくださっているようにも思えます。

悪い箇所があるのに、あえて体を苛め抜いて良くしていく。

整体と云う技術のこれからの、何か重要な鍵になるエピソードなのかも知れません。

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2017年

6月

12日

自然治癒力を、働かせた話

強い意志の力を使って、大病を克服した人と云うのは、数多く人類史の中に存在しています。

 

江戸が生んだ日本画界の巨人、葛飾北斎は、70歳近くになって中風(脳卒中)に見舞われたのですが、彼は中国の医学書を参考にして作った漢方薬(ユズを煮込んだものだったそうです)を飲み続けて、とうとう完治させてしまいました。

 

これはこの漢方薬に効果があったことも勿論ではありますが、それよりも何よりも、本人の治そうとする意志が、あまりにも強かったことの方が、回復できた最大の要因となっているのです。

 

数多くの逸話が物語るように、北斎はズバ抜けた精神力の持ち主です。それ故に彼は自然治癒力を、この病の時だけでなく、人生のギリギリに至るまで発揮し続けていたのです。

そしてこの自然治癒力は、体が決して丈夫でない人でも発揮できるモノなのです。

ドラえもんの生みの親、藤子・F・不二雄さんは、子供の頃から体が弱く、上京して間もない頃に結核を患ってしまったのですが、これを彼はほぼ気合いだけで治してしまったそうです。

 

この二人には、「これから大きく羽ばたいていこう」と云う上昇志向が強かったことと、治してからやりたいことが、良い作品を世に出そうという、ポジティブなものであったと云う点が、共通しています。

これがもし、「治ったらダラダラと生きよう」とか「人を騙して金儲けをする為にも完治させよう」というような、よこしまな考えで養生に臨んでいたとしたら、自然治癒力は思うようには働かないのです。

 

ですので、整体に限らず、あらゆる療法を受けるにあたって、治ったら何をやりたいか、どう生きたいかという患者様ご自身のビジョンは、とても大切になります。

それは決して崇高な目標でなくとも良いのです。趣味等の些細なモノであってもポジティブな願望さえ持っていれば、あとは施術者の腕で、自然治癒力は十分に働いていきます。

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2017年

6月

09日

がんばってなおしまっしょい

自然治癒力を働かせるには、患者様ご自身の「治そうとする意志」もまた重要なものとなります。

 

医師から処方された薬を、毎食後に飲み続けるかのごとく、惰性に近い感覚で通院している人と、「何とかして治したい」と云う思いがあって通われる人とでは、自然治癒力の働きに大きな開きが出てきます。

さらに「良くなったらコレがしたい」「治して〇〇をやろう」などと、より前向きな思考で具体的な目標を持てば、その効果はより強く発揮されることとなるのです。

 

(これは整体・カイロプラクティックに限らず、あらゆる療法であっても言えることですね。)

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