いきなり足首をグキッ!

何もない所を何気なく歩いていて、急に足を「グキッ」とひねってしまった経験のある方は、とても多いのではないでしょうか。

痛いだけでなく、街中でやってしまえばとても恥ずかしいうえに、下手をすれば捻挫や靭帯損傷などの怪我を招いてしまう、ある意味で危険な面のある、人体の不可思議な現象です。

 

この、突然ひねってしまう原因には、「歩き方」が大きく関係しています。

足に故障や麻痺を抱えている訳でもないのに、ズルズルと引きずったように歩いていると、人間の意識は歩行中であっても足元から遠くなってしまうのです。

そんな力のこもっていない歩き方をしているうちに、脚力は衰えていき、バランス感覚も鈍ってきます。そして足の着地の仕方が頼りないものになり、唐突にひねってしまう事態に陥るのです。

階段を降りるときにひねってしまい易いのは、そんな無意識的な歩き方のまま、足がどことなくブラブラした状態で足を地面に下ろしてしまうからで、そうしているうちに足はバランスの取りにくい箇所で、全体重を受け止めるようなことが起きて、そこで足首は大きくひねられてしまうのです。

そんな急な足首のひねりを、防ぐ為の歩き方は、「足のどこかを上げるのを、心掛けて歩く」ことです。

 

人の歩き方はそれぞれですが、かかとから着地する人はつま先を、つま先から着地する人はかかとを、足裏全体を同時に着地する人は膝を、少しでも良いので、地面から上がっていると云うことを意識しながら歩くと、足を捻ることはとても少なくなります。

そんな歩き方を習慣づけていくと、次第に癖として身についていきます。

自然と力のこもった歩き方ができるようになれば、足をぐねることを防ぐだけでなく、他の要因で転倒することも防げたり、小指を角にぶつけなくなったりと、実にいいことづくめなことが待ち受けているのです。

 

地に足のついた歩き方を、していきましょう。