存分に腕を振るうよ の巻

歩く際に「腕をしっかり振って」歩く習慣を身につけることで、身体にはいくつかのメリットがもたらされるようになります。

まず肩周辺の筋肉・関節・肩甲骨を動かすことになりますので、肩こりや五十肩の予防・改善につながりますし、そこから首こりや背中の痛みも、良くなる可能性があります。

さらに、姿勢を良くする効果も、腕を振って歩くことにはあります。その結果、見た目が良くなるだけでなく、体の歪みも改善されますので、首・腰・背中の不調からの解放が望めるうえに、自律神経系統の伝達が良くなって、心の不調をも良好に持っていきやすくなるのです。

 

このように腕を振る動作は、身体のバランスを整えるうえで、とても重要なものだと言えるのですが、その振り方も間違っていたら、何の効果もありません。

まず挙げられる事例は、肘から下だけを振っている歩き方です。肩がそもそもほとんど動いていないので、不調改善は期待できません。

次に、腕の振り方が斜めであったり、手が自身のお腹の前に出てくるような振り方も、やってはいけないケースです。肩は動いていても肩甲骨は動かないため、効果が薄くなってしまいますし、何より猫背を招いてしまいます。

そして、片方の腕だけをずっと振り続けて歩いているケースも、身体のバランスを崩してしまうデメリットがある、宜しくないたぐいのモノです。

片方の手に荷物を持っていたり、バッグを肩からかけていたりすると、振れる腕はどうしても片腕だけになってしまいます。

片側ばかりだけ体が整っていっても、それはもう片方の側の歪みを、進行させてしまう事につながるので、むしろ逆効果になります。

よく、「バッグをかける肩は、右左こまめに変えないと、体の歪みを招いてしまう」と言いますが、腕の振りにも同じことが言えるのです。

降る腕をこまめに変えてさえいれば、問題はありません。

 

腕は大きく、歩く方向とは平行に、そして身体のバランスを意識して、振ってゆくことを心がければ、自然と良い歩き方が、身についていきます。

 

※ウォーキングならば思いっきり振った方が良いのですが、普段の生活の中

 で、あまり露骨に不自然な程、振って歩く必要はありません。

 自然な範囲で、大きめに振っていきましょう。