常軌!動く頭蓋骨!

この日本の何処もかしこも、整体院は数多と存在しておりますが、信頼に値する整体院かを判断する基準として、「頭蓋骨を矯正する施術」がしっかりとできているか否か、という点が挙げられます。

 

頭蓋骨は多くの骨がジグソーパズルのように組み合わされて構成されています。

この骨はそれぞれが連動する形で、常に動き続けており、その動きと仙骨の動きとで、脳と脊髄の表面をおおっている液体「脳脊髄液」を循環させています。

脳脊髄液の役割は、脳と脊髄を保護するクッションであり、古い細胞などの老廃物を取り除き排出する、と云うものですが、もう一つ「脳や脊髄の神経それぞれに栄養を行き渡らせる」と云う機能も果たしているのです。

この液の流れが悪くなると、脳神経・脊髄神経の代謝にも影響を及ぼすようになり、脳内・脊髄内の栄養不良や老廃物蓄積を招き、色々な体調不良を引き起こします。

その症状は頭痛やめまいに耳鳴り、吐き気やだるさ、睡眠障害や抑うつ等、実に多岐に渡っています。脳脊髄液の循環が、血液およびリンパの流れにも影響を与えているからです。

そんな脳脊髄液の流れが、悪くなってしまう原因は、大きく分けて三つあります。

一つは背骨の歪みです。頸椎・脊椎に歪みが出ることで、そこを通る髄液の流れが滞ってしまうというケースです。

二つ目は骨盤の歪みです。骨盤を構成するパーツの中には「仙骨」があります。仙骨も脳脊髄液の循環を担っていますので、骨盤の歪みが髄液の循環不良を起こす要因となるのです。

 

そして三つめが、「頭蓋骨の動きの変調」です。

頭蓋骨は微細に動いていますが、その動きのバランスがおかしくなったり、頭蓋骨の骨のどこかが(あるいは全体的に)、動かなくor動きが弱くなったことで、脳脊髄液の流れも悪くなる、と云うモノです。

頭蓋骨の動きは、ストレスや疲労など、些細な理由で悪くなります(外傷で悪くなる、というケースもありますが。)。脳と最も密接な骨であるが故のことです。

真面目な人、考え込みすぎる人、ストレスをうまく解消できない人は、頭蓋骨の調子が悪くなりやすいので、それ故にうつや不眠などの体調不良をアレコレと招くことになると云う訳です。

では、そんな風ににして生じた、頭蓋骨の動きの不調を、整体でどのようにして改善させてゆくのか。

それはまず、頭蓋骨の微細な動きを施術者の手・指でキャッチすることから始まります。

血管の流れは目には見えなくとも首や胸や手首を触れば分かるように、

頭蓋骨の動きや脳脊髄液の流れも後頭部に指を触れたり、前頭部や側頭部を手で押さえたりすることによって、感じ取ることが出来ます。

そこから指先にごくごく僅かな力で、極めて小さな圧を一定の時間、加えることによって、頭蓋骨脳脊髄液が、正常な働きへと戻るように調整してゆくのです。

この施術は一見簡単なようでも力加減が難しい為、未熟な整体師がコレを行なうと、血圧上昇などの体調の悪化をかえって招いてしまいます。

ですが身につけた整体技術が本物に近ければ近いほど、整体師としての精神性が高ければ高いほど、その効用は優れたものとなり、それこそありとあらゆる不調に抜群の効果を発揮することとなるのです。

 

整体というと、骨盤や背骨を矯正するイメージが強いモノですが、この頭蓋骨の矯正が、しっかりとできる整体師こそ、これからの整体界の中心を歩むべき人物なのではないでしょうか。

一見するとただ頭に触れているだけにも見える、とても地味な手技ではありますが、そこには確かな技術力と集中力が問われるうえに、人の健康回復に欠かせない重要な箇所を正す施術なのですから。