手足の冷えもまた、他の箇所の不調を招く

以前に、首が冷えていると、腰や肩なども冷えていって体調を崩しやすくなってしまうと云う話をしました。

実は、コレと同様に、手足の冷えもまた、肩やふくらはぎ、腰や背中などをおかしくする要因になっているのです。

 

手足の冷えはまず、肩やふくらはぎなど、近い部位に影響を与えるようになります。

普段そういった箇所にそれ程の冷えを感じることは無くとも、手足がひどく冷えていると肩やふくらはぎにも負担がかかっていってしまうのです。

そして肩こりやこむら返り、場合によっては五十肩まで招く結果につながるのです。

事実、当院に来られた患者様にも、「寝ている時よく足がつる」と訴えられた方は、「就寝時に靴下を履いていない」と云うケースがとても多かったのです。(肝臓が悪くてつるケースもありますが、ココでは除外します。)

こういった不調は、冷えにくい体質の方ならばなりにくいと云うものでもありません。

むしろそういった方は「冷え」を舐めがちで、かつ不調の原因も自分での判別が難しくなるので、かえって起こりやすく悪くさせやすいとも言えます。

 

また、手足が冷えていると外出時に伸びた姿勢でキビキビした歩き方をすることが、どうしても辛くなります。

そして縮こまった体勢をとることが多くなり、コレで腰や背中、さらには肩甲骨に骨格のズレが起こるようになるのです。

そういった理由から、夜中に足がつるとお悩みの方には、まず靴下を履いて寝ることを、私はオススメします。

さらにズボン下やタイツなども着用し、場合によっては湯たんぽも使えば、夜間のこむら返りを大幅に減少させることができるでしょう。

(コレで改善がしなかったら、肝臓の病気を疑いましょう。)

 

そして、外に出る際は出来る限り縮こまった姿勢をとらず、まっすぐ手を振って歩くべきでしょう。

とはいえ、寒さに弱い方はどんなに冷え対策をしても、寒空の下でそういった動作をするのはキツイものです。

まあ、首都圏ではどんなに冷え込んでいても、凍傷になるなんてことは、まずあり得ませんので、無理にでも真っすぐを保つようにするのが理想なんですが、そうもいかない人のほうが多いでしょうし、しもやけぐらいならやっぱりなってしまう方もいますから、決して無理はしないのが賢明です。

 

まずは、姿勢云々は二の次にして、手袋、厚手の靴下(理想は五本指)、レッグウォーマー、ハンドウォーマー、アームウォーマー、タイツ…etc…を着用するようにして、手足の冷えが肩やふくらはぎにまで来ないようにするべきでしょう。

ホッカイロもいいですが、低温やけどもありますので、用法を守って、くれぐれも気を付けて使うようにしてください。