ええっ!うさぎ跳びで体を鍛えたぁ!?

以前、あまり意味のない健康法であっても、続けていれば潜在意識の力で、身体を健康にさせてしまうと云う話をしました。

これは、筋トレであっても同じことが言えるのです。

 

よく、「うさぎ跳びはやってはいけない」と云う意見を、しばしば耳にします。

それはその通りであり、スポーツに役立つような部位は鍛えられないとされているうえに、下半身の故障を招く、現在では原則禁止も同然のトレーニングです。

 

そんな有害とされているうさぎ跳びですが、かつてアンダースローを武器に活躍した阪急の名投手・山田久志さんは、
「うさぎ跳びは下半身を鍛えるのに、実に有効なトレーニングである」

と主張しています。

実際にうさぎ跳びをひたすらやり続けながら、大投手として300勝近い勝ち星を挙げた人物が発している言葉ですので、説得力に欠けた意見などでは決してありません。

この山田さんの大きな成功は、彼がうさぎ跳びの効力をまったく疑っていなかったと云う点にあります。

彼はそれで身体が鍛えられると、心の底から思い込んだうえで、うさぎ跳びをずっと続けていました。

それにより、潜在意識での「身体が鍛えられていってるんだ」という意志がどんどん強固なものになっていき、その意志の力が身体そのものにも働くようになりました。

あくまでも間違ったトレーニングなので本来ならば、体が壊れるはずなのにそうならず、むしろ本当に頑健な体にまでなったのです。

よく、「トレーニングをするときにどこが鍛えられているかイメージしていると、より高い効果がもたらされるようになる」と言いますが、

山田さんはコレで膝が鍛えられると信じて、うさぎ跳びをしていた為に、実際に膝関節まで丈夫にすることができたのです。

 

確かに間違ったトレーニングをすることは、効率の悪い事ですし怪我をする原因ではあるのですが、身体を鍛えたいという意志が本当に強ければ、それでも思わぬ効果が生まれることが確かにあるのです。

 

ですので、いろいろなトレーニング方法が世の中には溢れてはいますが、アレがいい、ソレがよさそうと浮気したりせず、一度コレがいいと決めた鍛え方を、ひたすら信じてやり続けていたほうが、良い結果を得ることにもつながると言えるのです。

 

(とはいえ、さすがにうさぎ跳びは、やっぱり避けるべきトレーニングです。山田久志さんには400勝投手の金田正一さんのような、元からの身体の丈夫さがあったという側面もあるのですから。)