正しく笑う門にこそ、福は来たりけり

「笑うことは健康に良い」と、巷では実によく言われています。
それはその通りであり、良く笑う人は心の病気になりにくく、疲労が溜まりにくく回復しやすくもなりますし、さらには免疫力を高めるという効果もあります。

ですが、その「笑い方」も、歪んだ形のものであれば、そういった効果をもたらさなかったり、逆にストレスを無意識下に溜め込むようになったりと、悪い方向に作用するようになるのです。

 

お笑いを観て笑う際、人をいじめて笑うようなたぐいの芸や、弱者をバカにしたような不謹慎な芸で笑っているようでは、それは、正しく「笑って」いるとは言えません。

長く時代を生き延びてきた古典落語や、チャップリンのような溜飲が下がるような風刺、しっかりと練り込まれて作られた漫才やコントなど、努力の形跡がしっかりと見えるような、それこそ誠実に観客と向き合っているような芸で笑ってこそ、笑いがもたらす効果は存分に発揮されるのです。
良く笑うようにしているのに、ちっとも健康にならない方は、自分が精神衛生上よいモノで笑っているのか、見直してみるべきでしょう。

具体例を挙げますと、モノマネならコロッケ、漫才やコントならサンドウィッチマンがオススメです。
コロッケさんのモノマネはご本人が努力に努力を重ねた賜物ですし、サンドウィッチマンさんはお二人とも誠実で人間的にとても優れています。