頭をぶつけたら、いつもの頭痛が始まった?

頭をぶつけたらその後、急に激しい頭痛が起こるようになった。
いわゆるパンチドランカーにもよく診られる症状で、一見するとそれは頭部・脳内に深刻な負傷が発生しているかのように思える話です。

 

実際に深刻な負傷が脳内に発生していて、手術などの医師の適切な処置がすぐに必要、なんてことも稀にあります。


ですが、偏頭痛・群発頭痛といった体質からくる頭痛もまた、頭部への衝撃が引き金になって痛み出すと云うことがあるのです。
もともと頭痛持ち体質だったところに頭を打ったことで、普段から悩まされているいつもの頭痛が始まり出す、というような類のものです。
また、ある日に頭を強く打ってから、体質が変わって頭痛持ちとなる人もいます。

これは頭部に衝撃を受けることで、骨格にズレが出たり、骨の動きに異変が生じたりするからです。
首の筋肉がしっかり鍛えられているアスリートであれば、多少の頭の衝撃でもズレは起こらず、ズレたとしても自然治癒力で元に戻っていってしまいます。
(酷使すれば普通の人以上のズレは出ますが・・・)
しかし一般の方であれば、頭部への衝撃がそのまま頸椎・顎関節・後頭骨の関節のズレを招き、そこから頭痛が頻繁に起こるようになる、と云うことがあるのです。


その、頸椎や顎関節・後頭骨の関節のズレは、首や頭部の筋肉のコリを招き、自律神経の伝達に不調を引き起こします。
そこから血行が悪くなったり頭部の血管が拡張したりして、頭痛となるのです。

また頭に衝撃が加わると、頭蓋骨には大きな緊張が走ります。
その緊張は頭蓋骨周辺の筋肉を強張らせたり、頭蓋骨の微細な動きに異常にさせたりします。
頭蓋骨の動きが悪くなると、脳脊髄液の流れもおかしくなり、ひいてはリンパや血液の循環にも変調をきたすようになり、その変調が頭痛という形で出てくるようになるのです。

人間には自然治癒力が備わっていますので、そうやって生じたズレや動きの異常は、通常なら何日かで収まっていきます。
しかしあまり頭への衝撃が強いものだったり、習慣や姿勢に問題があって頭や頸部への負担が大きい状態で生活していたりすると、そのズレや頭蓋骨の動きは、変になった状態が続くこととなり、そこから体質の変化につながって、頻繁に頭痛が起こる事態にまでなってしまうことがあるのです。

頭を打ってからの頭痛というと申告な病気のようなイメージがありますが、重篤ではなくても病院では原因を特定しにくいので、これはこれで結構つらい頭痛とも言えます。
しかし頭の動きや首周辺のズレは整体・カイロプラクティックで改善できるので、そこから上記のような理由で起こる頭痛も、根本から治していくことが可能なのです。